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小児歯科 · AAPD ヴァネッサ・コーヘン(Vanessa Cohen)先生 · 小児歯科専門医 2026年3月18日

赤ちゃんの初めての歯科受診 — 当日の流れと心がまえ

初めての歯科受診は、1歳までに。多くの保護者の方は驚かれますが、当の赤ちゃんはたいてい平気な顔をしています。実際の様子をお伝えします。

笑顔の赤ちゃん

赤ちゃんに最初の歯が生えてきて、「歯医者さんデビューはいつがいいの?」と気になっている方へ。米国小児歯科学会の答えは明快です。1歳まで、または最初の歯が生えてから6か月以内——早く来る方のタイミングで。「もっと後でいいと思っていた」という保護者の方がほとんどですが、それで大丈夫です。この記事では、なぜ早めの受診が大切なのか、そして当日実際に何が起こるのかをお話しします。

なぜ、そんなに早く?

理由は3つあります。第一に、むし歯は歯が生えたその瞬間から始まる可能性があり、治療するより予防する方がずっと簡単だからです。第二に、この受診は、舌小帯の異常(舌のつっぱり)、歯の生え方の異常、口蓋の問題といった発育上の気がかりを、対応する時間がまだ十分にあるうちに見つける機会だからです。そして第三に——これがいちばん大切なのですが——この受診の目的は「信頼関係づくり」だからです。怖さをまだ知らない月齢のうちに歯科医と出会えば、歯科医院は不安と結びついた場所ではなく、なじみのある場所になります。

初めての受診は、実は保護者の方のためのもの。赤ちゃんの仕事は、私に会って、ひざの上に座って、「この人は安心」と決めることです。

当日、実際に行うこと

受診はごく短時間で終わります。行うのは「ニー・トゥ・ニー診察」と呼ばれる方法です。保護者の方と私が向かい合って座り、赤ちゃんは頭を私のひざに、足を保護者の方のひざに乗せて横になります。唇をそっと持ち上げて、歯と歯ぐきをさっと視診します。ほとんどの赤ちゃんは泣きます。それはまったく正常なことです——痛いからではなく、慣れないことだから。そして実は、泣いてお口を大きく開けてくれている方が、すみずみまでよく見えるのです。

赤ちゃんがひざの上にいる間に、この時期に大切なことをご一緒に確認していきます。

  • 歯みがき — はい、歯が1本でもみがく必要があります。米粒ほどの量のフッ素入り歯みがき剤で、1日2回。
  • 飲食の習慣 — 寝る前の哺乳びんはどうするか、ストローマグやコップへの移行、そして(やんわりと)善意でジュースをあげたがるご親戚への対処法まで。
  • おしゃぶり・指しゃぶり — 心配した方がよい時期と、まだ気にしなくてよい時期。
  • フッ素塗布 — 今後は予防の受診のたびに行います。あっという間に終わり、むし歯のリスクを大きく減らします。
  • これから起こること — 歯の生えるスケジュール、正常な範囲、ご連絡いただきたいサイン。

事前にできる準備は?

正直なところ、ほとんどありません。赤ちゃんに「今日は歯医者さんだよ」と言い聞かせる必要はありません(まだ理解できませんし、保護者の方の緊張が伝わってしまうだけです)。お気に入りのぬいぐるみをお持ちください。ご機嫌のいい午前中にご予約を。よだれが少しついても気にならない服装で。それだけで十分です。

保護者の方がいちばんやりがちな「間違い」

赤ちゃんの様子を謝ってしまうことです。どうか謝らないでください。赤ちゃんは泣くもの。よちよち歩きの子はもぞもぞ動くもの。少し大きい子は疑い深いもの。小児歯科の医院という場所全体が、「子どもは子どものままでいていい」という考えのもとに作られています。受診で赤ちゃんが泣くのは、お行儀が悪いのではありません。感情のコントロールをまだ身につけていない、ちょうどいい月齢で連れてきてあげられた証拠です。

受診のあとは

次は6か月後にお会いします。その頃には歯が増え、少し大きくなって、この場所にも少しだけ慣れているはずです。3回目、4回目の受診になる頃には、通うのを楽しみにしてくれるお子さまがほとんどです。信頼は積み重なっていきます。それこそが、いちばんの目的なのです。

乳幼児健診の内容は小児歯科のページで、リッジウッド院へのアクセスはお問い合わせページでご案内しています。

出典:米国小児歯科学会(AAPD)「Policy on the Dental Home」「Guideline on Infant Oral Health Care」/米国歯科医師会(ADA)「First Dental Visit Recommendations」

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