患者さん向けガイド · ダニエル・シュワブ(Daniel Schwab)先生監修

なぜ矯正治療が必要なのでしょうか。

きれいな歯並びは、目的の一部にすぎません。歯の噛み合わせは、咀嚼・呼吸・発音・毎日の歯みがきに、一生関わり続けます。

当院で治療するよくある不正咬合

専門的には「不正咬合(malocclusion)」と呼びます。それぞれの特徴と、治す意味をご紹介します。ご自身のお口がどれに当てはまるかわからない場合は、無料相談でお答えします。

過蓋咬合:上の前歯が下の歯を深く覆っている状態

過蓋咬合

上の前歯が下の前歯を覆いすぎている状態です。下の歯が上あごの内側に当たることもあります。放置すると前歯がすり減り、顎関節に負担がかかることがあります。

受け口(反対咬合):下の歯が上の歯より前に出ている状態

受け口(反対咬合)

噛んだときに下の歯が上の歯より前に出る状態です。咀嚼や発音がしにくくなることが多く、顎の成長が関わるため、早期発見がとくに大切です。

交叉咬合:一部の上の歯が下の歯の内側で噛んでいる状態(矯正治療中)

交叉咬合(クロスバイト)

一部の上の歯が、下の歯の外側ではなく内側で噛んでいる状態です。放置すると歯のすり減りや歯ぐきの後退、成長期には顎が左右にずれる原因になります。

開咬:奥歯を噛んでも前歯が閉じない状態

開咬

奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない状態で、指しゃぶりや舌の癖と関係することが多くあります。前歯で食べ物を噛み切りにくく、発音にも影響することがあります。

乱ぐい歯(叢生):歯が重なり合って生えている状態

乱ぐい歯(叢生)

スペースが足りず、歯が重なったりねじれたりして生えている状態です。歯みがきやフロスが行き届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが上がります。矯正治療を始める理由として最も多いものです。

すきっ歯(空隙歯列):前歯のあいだにすき間がある状態

すきっ歯(空隙歯列)

歯と歯のあいだにすき間がある状態です。顎と歯の大きさのバランスや、歯の欠損、癖が原因になります。すき間に食べ物が挟まって歯ぐきを刺激することもあります。

出っ歯(上顎前突):上の前歯が大きく前に出ている状態(側面)

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が下の前歯より大きく前に傾いている状態です。見た目だけでなく、転倒やスポーツの際に前歯を折ったりぶつけたりするリスクが高くなります。お子さまではとくに注意が必要です。

見た目だけではない、治療の意味

整った歯並びは、清掃しやすく、均等にすり減り、効率よく噛め、はっきりした発音と楽な顎の動きを支えます。子どものうちに噛み合わせを整えることは、顎の成長や気道の発達を守ることにもつながります。8歳での対処は、28歳での対処よりずっとシンプルです。

心当たりはありませんか?

米国矯正歯科医会(AAO)は7歳までの矯正検診を推奨しています。大人になってからでも遅すぎることはありません。シュワブ先生の初回相談は無料です。

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